
所沢店ショールーム
せっかくリフォームするなら
こんにちは
今日は私の目指すリフォームのお話をさせていただければと思います。
リフォームはいろいろな理由で行うものですよね。
単純に壊れたものを直したい。古くなったものを新しくしたい。今までよりももっと使い勝手のいいものにしたい、等
お客様によって理由は様々だと思いますので、【なぜリフォームしたいのか】というのは大切な点だと思います。
でも中にはリフォームして新しいものをつけてもらったけど、前と使い方が大きく変わってしまって使いづらくなってしまったという残念なお話を聞いてしまうこともあったんです。確かに新しいものは気持ちもいいし、性能もよくなっていますがそのすべてがお客様みなさまに当てはまるわけではないんだなということを新人の時に学びました。
そんな経験から私がリフォームのお手伝いをさせていただくときに必ずお客様に確認するのが「今と同じ使い方がいいのか」「改善したいのか」そのうえで「こんなところがどんなふうに変えられます」「この部分は大きく変わってしまうけど大丈夫ですか?」という確認です。
確認してから進めることでお客様でも気が付いていないお悩みに気が付けたり、普段の生活を見直すきっかけになるんですよね。
私たちはお客様と一緒に住んでいるわけではないので、どうしても普段どんな風に使っているのかまではお伺いしないとわかりません、、、。なので、私はお客様と一緒に普段の使い方を見るところから相談をスタートしています(*'ω'*)
最近もこんな事例が↓
お客様の依頼は足が不自由になってしまったお父さんが自分で入浴できるようにするためのリフォームでした。
元がタイル張りのお風呂だったので、入り口の段差と浴槽の深さによってご自身での入浴は難しかったので、先ずはユニットバスへのリフォームをご提案しました。そのうえで「手すりの設置」のご提案をさせていただきました。すでに数か所ついていましたがユニットバスにするのであればもっと手の届くところに手すりがあったほうが安全だというお話が進み、そこまで進むとどこにどんな風に付けるかという問題が起きます。
そこで私は、お父さんが今まで入浴していた時の動きをご家族にシミュレーションしていただき、その使い方を見ながらどこに手すりがあればより安全に快適に入浴できそうなのかを検討しました。手すりはつけすぎても自由に動けるスペースを奪ってしまうので必要なところに、必要な高さや長さでついていることが大切です。結果的にお父様はご自身で入浴できるようになり、一日2回入浴したいというご希望までおっしゃっているそうです☆それを聞いて心の底からお手伝いできてよかったなぁと思いましたし、今後この方法を続けていこうと決心できました。
この事例はご高齢のお客様でしたが、実はどんな世代の方でも無意識に壁や手すりを使って生活しているんです。お客様の動きを見て指摘させていただくと「え!そこ触ってた?嘘だぁ」と言われることが良くあります(笑)
多分こういう理由でつかんでいるのではないですか?とお話しさせていただくと「確かにこれ危ないんだよね」というところからリフォームでの改善箇所が見つかったりするので普段の癖って侮れないな、と思うと同時に人は意外と無意識に行動しているんだなと考えさせられます。せっかくリフォームするなら無意識の行動とその理由を改善できれば、より安全により快適にお過ごしいただけるようになるお手伝いができればと思っています♪そのためにもこれからもお客様の生活をのぞき見させていただけたらと思っています(*ノωノ)
そして初心忘れず、8年目も邁進していければと思います☆
ではまた(^^)/