耐震リフォーム
突然やってくる地震。大切な住まいを守るのは、確かな耐震補強です。所沢ショールームでは、地震に強い家への改修をお手伝いいたします。
耐震工事のみでなく、市の助成金システムや長期優良住宅に関するご相談もお受けしております。
ご相談・建物診断までは無料でお受けしておりますので、耐震に関してお困りのこと・ご不安なことがございましたら、まずはご相談ください。
耐震リフォームの流れ
1.無料相談
建築士がお客様から耐震工事に関するご相談をお受けし、アドバイスさせていただきます。
2.無料診断
実際に建物を拝見し、耐震診断をします。
診断結果から耐震補強計画を作成し、工事にあたってお見積もりをお出しします。
3.工事実行
お見積もりを見てご契約を決められたら、耐震工事を実施させていただきます。
同時に、補助金等の手続きもいたします。
耐震工事の作業内容
耐震工事と一口に言っても、実際にはどんなことをするの?と疑問をお持ちの方に、耐震工事での工事内容をご紹介します。
壁の補強
シックハウス対策として、構造用合板にはF☆☆☆☆相当のものを使いましょう。
筋かいによる補強
筋かい(斜めに設置した木材)により、横揺れに強い壁にします。
接合部は専用金属で補強します。
構造用合板による補強
厚さ9mm以上の構造用合板(強度の高い板材)により横揺れに強い壁にします。
長さ50mmの釘を150mm以内の間隔で土台、柱、間柱、梁(胴差)に打ち付けます。
- 参考価格
- 室内:8~15万円、外部:10~20万円、押入れ内:6~9万円/1ヶ所(通常仕上げ材を含む)
※通常、補強ヵ所が多くなると1ヶ所あたりの単価は安くなります。
基礎の補強
地盤ごと基礎が鎮火してひび割れが発生している場合は、基礎を打ち増すほうが適切です。
鉄筋コンクリートによる補強
既存の基礎の外側または内側に鉄筋コンクリートの基礎を打ち増します。
エポキシ樹脂による補強
基礎にひび割れがある場合は、エポキシ樹脂を注入して補修します。
この場合、基礎の元の強度以上になることはありません。
- 参考価格
- 1~3万円/1ヶ所
屋根の軽量化
一般的に屋根の軽量化より壁の補強をする方が耐震補強のコストは安く済むため、屋根に傷み・雨漏りがある場合に実施しましょう。
屋根の葺き替えによる軽量化
瓦などの重い屋根の場合、軽い屋根材に葺き替えることで建物にかかる水平力を減らすことができます。
ただし、瓦屋根には遮音性、耐熱性、耐久性など、他の屋根材よりも優れた点があるので、葺き替える材料によっては居住性を損なう恐れがあります。
- 参考価格
- 1~2万円/㎡
金物の接合金属の設置
壁の補強にあわせて金物を設置することで、より効果的な耐震補強となります。
筋かい接合金物
地震時の揺れで部材が分解しないように、筋かいの両端を接合金物で固定します。
すじかいの形状、強度に適合する認定金物を取り付けます。
ホールダウン金物
耐力壁を補強して住宅全体の耐震性がより高くなった住宅は、地震時に柱が土台から抜けようとする力が大きくなるため、ホールダウン金物を取付けるとよいでしょう。
新しい工法を用いた耐震補強工事
近年では、従来の筋かいや構造用合板等による壁補強や基礎補強等以外にも、新しい工法が数多く開発されています。
それぞれの工法には独自の効果を持つものや室内工事が少ないもの、採用可能な住宅の種類や施工技術者を限定しているもの等、様々な特徴や条件が多いので、採用にあたっては目標とする耐震性・予算・暮らし方・傷み具合・リフォームの同時施工の諸条件を設計者とよく相談しながら、それぞれの住宅に適した工法を採用し適切な施工を行うことが大切になります。
筋かいタイプ
鋼製の筋かいと仕口の金物を組み合わせた耐力壁を設置して補強する。壁全体を解体しなくても施工できるもの、意匠として壁を作らずに耐力壁になるものなどの特徴がある。
壁面タイプ
新たに壁材を設置して補強する。木材、石膏ボード、FRP、仕口の鋼製方づえなど様々な製品がある。天井・床を壊さずに設置できるもの、採光・通風が可能なものなど、それぞれに特徴がある。
フレームタイプ
鋼材・木材のフレームを大きな開口や窓に取り付けて補強する。間口に大きな開口部のある店舗などで開口部を閉塞することなく補強でき、採光・通風・通行を従来どおり確保できるメリットがある。
制震タイプ
柱・簗の仕口や壁内などにオイルダンバーや粘弾性のエネルギー吸収部材を装着して建物の揺れを抑える。他の補強工法と併用する事で補強効果がより高まる。
シェルタータイプ
一部屋を鉄骨や木材の骨組みで補強し、安心・安全空間の確保ができる工法。
生活の中心となる部屋に設置する事が望ましい。
その他
基礎の補強、柱等引き抜け某氏、屋外からの耐震補強など様々な工法・製品が開発されている。